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コーヒー鑑定士試験は合格率4%!難易度や費用などの詳細を解説

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「合格率はたった4%」…認定されるまでの難易度が極めて高い資格がコーヒー鑑定士です。

まさにコーヒーのプロフェッショナルのみが保有できる資格といえるでしょう。

以下はJCQAコーヒー鑑定士資格の主な特徴です。

  • 超難関レベル
  • 受験するには下級資格の取得が必須
  • 合格条件が非常に厳しい
  • 更新なしの永久資格
  • コーヒー業界内でも資格保有者は極少数

当記事ではコーヒー鑑定士資格とはなにか、また受講必須の講習会や試験の詳細などについてご説明します。

JCQAコーヒー鑑定士の公式サイトはこちらから。
>>全日本コーヒー検定委員会公式サイト

 

コーヒー鑑定士とは?

【コーヒー鑑定士試験は合格率4%!難易度や費用などの詳細を解説出典:https://kentei.jcqa.org/

コーヒー鑑定士とは、コーヒー業界で信頼性の高い団体である全日本コーヒー検定委員会(JCQA)により認定される、高難度資格です。

JCQAコーヒーインストラクター資格の頂点ともいわれる資格で、受験条件や合格条件はより厳しく設定されています。

コーヒー豆の販売・輸入などの仕事では大変役に立つ資格なのは間違いなく、就職や転職のさいにも確実にアピールできるポイントになるでしょう。

実際のところ、コーヒー鑑定士の数は非常に少なく、2021年現在で40名のみです。

コーヒー業界において希少価値のある資格といえるでしょう。

以降の章ではコーヒー鑑定士の認定試験の概要や費用、難易度についてご説明します。

 

 

コーヒー鑑定士試験の概要や費用、難易度について

【試験について】
受験資格コーヒーインストラクター1級合格後、以下3教科の講習会を受講

  • 商品設計
  • 生豆鑑定
  • 品質管理
試験内容
3教科の講習会の内容から出題(学科試験、実技試験)
※詳細は以下を参照
受験方法指定された会場にて受験
受験申し込み方法講習会受講の申し込みをもって受験申し込みとする
受験料講習会受講料に含む
※再受験の場合10,000円/1教科
合格条件3教科(商品設計、生豆鑑定、品質管理)の試験、すべてに合格すること
※教科はそれぞれ80点以上で合格
資格更新
更新なし
【講習会について】
講習会受講期間1日/1教科
講習会受講料40,000円/1教科
※コーヒー検定教本が必要な場合は別途4,000円必要
受講申し込み方法JCQA公式サイトより申し込み
>>JCQA公式サイト

 

それぞれの項目について以下で詳しくご説明します。

 

 

まずは試験についてご説明します。

 

受験資格

受験資格はJCQAコーヒーインストラクター1級試験に合格し、以下3教科の講習会を受講することです。

  • 商品設計
  • 生豆鑑定
  • 品質管理

試験のみを受けることはできません。

ちなみにコーヒーインストラクター1級資格の取得には、コーヒーインストラクター2級資格の取得が必須です。

コーヒー鑑定士の受験にたどり着くまでには、下級資格取得などの計画的な長期受験プランが必要といえるでしょう。

 

試験内容

試験内容は3教科(商品設計・生豆鑑定・品質管理)の講習会の内容から出題されます。

詳細は以下の通りです。

1.商品設計
さまざまな市場や要望に対して、品質・コスト・製造条件などを考慮して適切な商品設計の仮説を想定できること。

2.生豆鑑定
生豆のグローバルな知識と外観からカップテストに至る鑑定技術を有し、品質格付や原料価格の妥当性、安定性などを見極められること。

3.品質管理
品質に起因する問題が生じた際に環境や設備に応じて相応の改善策や解決策を示すことが出来ること。

引用:受験のご案内「試験内容」/JCQA公式サイト

いずれの教科も専門性が非常に高く、またまったく異なる知識が必要です。

そしてコーヒー鑑定士にはこれらすべての知識が求められます。

このことからも、コーヒー鑑定士は難易度の高い資格であると言わざるを得ないでしょう。

 

受験方法

指定された会場にて受験します。

試験は講習会とは別日に開催されますが、会場は同じ場所で行われる予定です。

 

受験申し込み方法

講習会受講の申し込みをもって受験の申し込みも完了します。
※講習会の申し込みは教科毎に行います。

試験は年に1回しか開催されません。

受験計画をしっかり立てて臨みましょう。

 

受験料

受験料は講習会受講料に含まれます。
※再受験の場合は10,000円/1教科が必要です。

 

合格条件

合格条件は3教科(商品設計、生豆鑑定、品質管理)すべての試験に80点以上獲得して合格し、マスター認定を受けることです。

すべての教科においてマスター認定された時点で、コーヒー鑑定士として認定されます。

ちなみに、1回の試験で3教科すべてに合格する必要はありません。

例えば、今年2教科に合格、翌年残り1教科にも合格=この時点でコーヒー鑑定士として認定されます。

 

資格更新

コーヒー鑑定士資格は更新の必要がない永久資格です。

また3教科のマスター認定も更新の必要はありません。

 

 

続いては講習会についてご説明します。

 

講習会受講期間

講習会の受講期間は1日/1教科です。

 

講習会受講料

講習会受講料は40,000円/1教科です。

3教科すべてを受講・受験すると合計120,000円となります。

以下は受講料のほか、別途発生する費用です。

  • コーヒー検定教本が必要な場合:4,000円
  • 合格者の教科認定料:3,000円/1教科
  • 鑑定士認定料:5,000円

 

受講申し込み方法

講習会の受講お申込みはJCQA公式サイトより行ってください。

また、受講・受験には定員があり、各会場20名となっています。

申し込み多数の場合は抽選となるため注意が必要です。

さらに受講申し込み期間も定められています。

年に1度のチャンスを逃さないよう、公式サイトを確認しましょう。
>>「コーヒー鑑定士」JCQA公式サイト