中級・上級

JCQAコーヒーインストラクター2級・1級の難易度は?試験概要や合格率を解説!

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コーヒー業界でも取得者の多いJCQAコーヒーインストラクター2級・1級。

自分で楽しむだけでなく、多くの人にコーヒーの素晴らしさを伝えたい人に向いている資格です。

以下はJCQAコーヒーインストラクター2級・1級の主な特徴です。

  • 2級:初心者卒業~中級レベル
    1級:上級レベル
  • コーヒー鑑定士になるためには取得必須
  • 2級・1級ともに実技試験あり
  • 1級は合格率31%と高難度

当記事ではJCQAコーヒーインストラクター2級・1級とはなにか、試験の詳細などについてご説明します。

JCQAコーヒーインストラクター2級・1級の公式サイトはこちらから。
>>JCQA公式サイト

 

 

JCQAコーヒーインストラクター2級・1級とは?難易度や合格率は?

JCQAコーヒーインストラクター2級・1級の難易度は?試験概要や合格率を解説!出典:https://kentei.jcqa.org/

全日本コーヒー商工組合連合会(JCQA)が認定するコーヒーインストラクター2級・1級。

コーヒー鑑定士を目指す方であれば取得必須の資格です。

2級の合格率は89%と比較的高く、初心者卒業~中級者レベルといえるでしょう。

コーヒーが好きでより深く理解したい方であれば、楽しく勉強しながら取得できる資格です。

しかし1級の場合、合格率が31%となっており試験の難度は明らかに高いといえます。

選択問題が多い2級の試験とは異なり、1級の試験には記述問題があります。

知識の丸暗記ではなく、どれほど正しく深く理解しているかがポイントになるといえるでしょう。

現在コーヒー業界に従事している方、または今後コーヒーの道を究めたいと思っている方に適したレベルです。

以下の章ではJCQAコーヒーインストラクター2級・1級の講習会や、試験の概要について詳しくご説明します。

 

 

JCQAコーヒーインストラクター2級・1級の講習会や試験の概要について

JCQAコーヒーインストラクター2級と1級の講習会や試験概要について、以下の表にまとめました。

後半では項目ごとに詳しくご説明しています。

スマホ上で表は右へスライドします➡➡➡

【試験について】
 2級1級
受験
対象者
日本語による講習を理解し、
コーヒーインストラクター2級の
講習会を受講・修了した方
※国籍・年齢・性別・経験などは問わない
コーヒーインストラクター2級合格後、
コーヒーインストラクター1級講習会を
受講・修了した方
試験内容
講習会の内容から出題
(学科試験、実技試験)
基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術。
また対面販売業務に求められる
基礎的な知識・鑑定技術。
講習会の内容から出題
(学科試験、実技試験)
高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術。
またコーヒー製造業者のプロとして必要な
専門知識と鑑定技術。
受験方法講習会を受けた会場にて受験
※春と秋の2回開催予定
講習会を受けた会場にて受験
※春と秋の2回開催予定
受験料5,000円10,000円
合格条件学科と実技の合計が70点以上で合格
※合格者は別途合格認定料5,000円が必要
学科と実技それぞれ80点以上で合格
※合格者は別途合格認定料5,000円が必要
資格更新更新なし
更新なし
受験
申し込み方法
講習会受講の申し込み時に申し込む
【講座について】
受講方法選択した会場にて受講
選択した会場にて受講
定員定員制限あり
※各会場にて異なる
定員制限あり
※各会場にて異なる
受講期間1日2日間
受講料25,000円
※コーヒー検定教本が必要な場合は
別途4,000円必要
40,000円
※コーヒー検定教本が必要な場合は
別途4,000円必要
受講
申し込み方法
JCQA公式サイトより申し込み
>>JCQA公式サイト

 

以下で項目ごとに詳しくご説明します。

 

まずは試験についてご説明します。

 

受験対象者

受験対象者はそれぞれ以下の通りです。

 

【2級】
日本語による講習を理解し、学科・実技試験が行え、コーヒーインストラクター2級講習会を受講・修了した方です。

またコーヒーインストラクター3級を取得していなくても受験できます。

【1級】
コーヒーインストラクター2級合格後、コーヒーインストラクター1級講習会を受講・修了した方です。

 

 

試験内容

試験内容は、どちらの級も講習会の講義内容から出題されます。

筆記試験と実技試験の両方が行われます。

各級において受験者に求められるレベルは以下の通りです。

 

【2級】
基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術。

また対面販売業務に求められる基礎的な知識・鑑定技術。

【1級】
より高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術。

またコーヒー製造業者のプロとして必要な専門知識と鑑定技術。

 

2級の実技試験に関してはカッピングの1問だけとされています。

しかし1問10点と点数配分が大きいため、気を抜かずに対策を立てましょう。

また1級では試験後半に記述問題が用意されています。

自分の言葉で考えが表現できるよう準備しておきましょう。

※コーヒーインストラクター2級試験について、ネット上で練習問題を提供しているサイトが存在しますがJCQA公式ではありません。ご利用の際はご自身の判断でご使用ください。

 

受験方法

受験方法は2級・1級とも、希望した講習会会場と同じ会場で受験します。

万が一会場の定員に達した場合は、抽選により受講者が決定されます。

その際、申し込み時に他会場での参加も可能と記入した場合は、空き会場での受講が可能な場合があります。

 

受験料

それぞれの受験料は以下の通りです。

 

【2級】
5,000円

【1級】
10,000円

 

合格条件

それぞれの合格条件は以下の通りです。

 

【2級】
学科・実技試験の合計が70点以上で合格

【1級】
学科・実技試験、それぞれにおいて80点以上で合格

 

2級に比べ明らかに1級の合格条件が厳しくなります。

試験内容にも難度の差があるため、1級を受験する方は十分な準備が必要です。

※どちらの級も合格者は別途合格認定料5,000円が必要です。

 

資格更新

どちらの級についても資格更新の必要はありません。

 

受験申し込み方法

いずれの級においても、受験の申し込みは講習会受講の申し込み時に同時に申し込みます。

 

 

続いては講座についてご説明します。

 

受講方法

受講方法はどちらの級においても、希望した会場にて受講します。

会場は以下の通りです。

 

【2級】
東京・神戸・名古屋・福岡・金沢・広島・札幌、など。

【1級】
東京・神戸・名古屋、など。

 

定員

各講習会会場ともに定員制限があります。

会場が定員に達した場合、抽選にて受講者が決定されます。

1つの会場にこだわらず空き会場への参加が可能な方は、申し込み時に希望する会場について第三希望までしっかりと記入しましょう。

 

受講期間

講習会の受講期間は以下の通りです。

 

【2級】
1日

【1級】
2日間

 

 

受講料

受講料はそれぞれ以下の通りです。

 

【2級】
25,000円

【1級】
40,000円

※コーヒー検定教本が必要な場合は、受講・受験申し込み時に別途4,000円が必要です。

 

受講申し込み方法

各級の講習会・受験申し込み方法は、JCQA公式サイトにて行ってください。

申し込み期間が定められています。

定員制限もあるため、受験を考えている方はできるだけ早めに申し込みましょう。
>>JCQA公式サイト