当記事では、コーヒー関連の資格は履歴書に書けるのか、また記入する場合の具体的な書き方についてご説明しています。
さらにコーヒー業界への転職に有利な飲食系転職エージェントやサイトなどもご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
「コーヒーの資格」は履歴書に書けるのか?仕事探しに影響は?
コーヒー関連の資格は履歴書に記載できます。
現在あるコーヒー関連の資格はすべて民間資格ですが、自己アピールの材料として有効です。
以下は大手転職エージェント「リクナビNEXT」の記事からの引用です。
Q. どんな資格を記載できる?
A. 中途採用では実務経験が重視される傾向にあるため、実務の専門知識やスキルを補強できる資格があると有利に働くことがあります。
ただし、記載する資格は業務に関係のあるものに絞りましょう。
このように資格は実績に付随する「プラスα要素」と考え、記載して損はありません。
引用は中途採用についてですが、新規採用でも同じことがいえるでしょう。
実務経験がない新規採用の場合は、自ら積極的に専門知識や技術を学ぶ姿勢や努力を「資格取得」という目に見える形で伝えることができます。
履歴書には資格の正式名称や取得した時期などを「事実情報」として記入しましょう。
職務経歴書やエントリーシートには、仕事に活かせる知識や技術を持っていることの「アピール材料」として記入するとよいでしょう。
続いては実際に履歴書に記入するさいの「記入方法」をご紹介します。
資格によっては特定の記入方法が指定されている場合もあります。
すでに資格をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
コーヒー資格の履歴書への記入方法
履歴書へ記入するさいは以下の3点を忘れずに記入しましょう。
- 資格の認定機関正式名称
- 資格の正式名称
- 階級や種別(例:コーヒーインストラクター3級、など)
以上の3点をふまえ「カーサバリスタ資格」を例とすると以下のようになります。
(例) 一般財団法人 日本能力開発推進協会認定 カーサバリスタ資格
国家資格と違い民間資格であるコーヒー関連資格は、一般に広く認知されているとはいえません。
そのため以上3点についてはしっかり記入しましょう。
また、当サイトの記事「【活きるコーヒーの資格16種類】初心者OK!難易度別に一挙解説」でご紹介している16種類の資格のうち、以下3つの資格については履歴書への記入方法がそれぞれ指定されています。
- コーヒースペシャリスト
- JCQAコーヒーインストラクター3級・2級・1級
- JCQAコーヒー鑑定士(各マスター)
それぞれの記入方法について以下で詳しくご説明します。
コーヒースペシャリスト
コーヒースペシャリストは資格認定機関である日本能力教育促進協会より、以下の記入方法が推奨されています。
一般社団法人 日本能力教育促進協会認定 コーヒースペシャリスト資格 合格
JCQAコーヒーインストラクター3級・2級・1級
コーヒーインストラクター3級・2級・1級は、それぞれ以下の表記をするよう指定されています。
必要な場合は英語表記についてもご確認ください。
●コーヒーインストラクター3級
J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター3級
J.C.Q.A. Certified Primary Instructor in Coffee
●コーヒーインストラクター2級
J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター2級
J.C.Q.A. Certified Associate Instructor in Coffee
●コーヒーインストラクター1級
J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター1級
J.C.Q.A. Certified Chief Instructor in Coffee
コーヒーインストラクター各資格の認定機関であるJCQA公式サイトには、「認定資格記載仕様」として他にも規定があります。
以下のリンクよりご確認ください。
>>認定資格記載仕様/JCQA公式サイト
JCQAコーヒー鑑定士(各マスター)
コーヒー鑑定士と各マスターについての記入方法は以下の通りです。
必要な場合は英語表記についてもご確認ください。
●コーヒー鑑定士
J.C.Q.A.認定コーヒー鑑定士
J.C.Q.A. Certified Master in Coffee
●各マスター
J.C.Q.A.認定生豆鑑定マスター
J.C.Q.A.認定商品設計マスター
J.C.Q.A.認定品質管理マスター
J.C.Q.A. Certified Associate Master in Coffee
コーヒー鑑定士もコーヒーインストラクター資格同様に、詳細な記載指定があります。
詳しくは以下リンクより、JCQA公式サイトにてご確認ください。
>>認定資格記載仕様/JCQA公式サイト
コーヒー資格を活かした仕事探しや履歴書の書き方を相談したいときは?
「履歴書そのものの書き方を相談したい…」
「コーヒー業界へ転職したいが不安…」
このような場合は転職エージェント*や転職サイト*を活用しましょう。
履歴書の書き方や自己アピールの仕方などについてアドバイスがもらえ、さらに給与や待遇の交渉も行ってくれます。
*転職エージェント…求人の紹介や履歴書の添削・面接のアドバイス、面談の日程調整まで、求職者と相談しながら転職に必要な手続きを行ってくれます。
*転職サイト…仕事選びから履歴書・職務経歴書の作成、面接の日程調整などをすべて自分で行います。
転職エージェントや転職サイトには主に以下2つの種類があります。
- 専門型
- 総合型
カフェやレストランといった飲食・外食系の仕事探しなら「①専門型」である「飲食系転職エージェント/サイト」がおすすめ。
しかしコーヒー業界大手企業の求人を探すなら「②総合型」である「大手総合転職エージェント/サイト」が有利です。
扱っている求人数や種類にも違いがあるため、合計2~3つの転職エージェントやサイトに登録した方が自分の希望にあう仕事を見つけやすいといえるでしょう。
当記事では人気のある飲食系転職エージェント3つと、大手総合転職エージェント3つを簡単にご紹介します。
会員登録はすべて無料です。
まずは気軽に登録してみましょう。
飲食系転職エージェント/サイト
ご紹介する飲食系転職エージェントや転職サイトは以下の3つです。
- itk(アイティーケー)
- フーズラボエージェント
- ジョブレストラン
以降で1つずつご紹介します。
itk(アイティーケー)
創業11年を迎えるベテラン転職エージェントです。
利用者の年齢層は18~50才と広く、学歴・経歴も関係なく利用できます。
外食産業を得意とするキャリアプランナーに相談できるのが最大のポイント!
フーズラボエージェント
一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)と大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山を中心に転職を考えている方向きの転職エージェントです。
非公開求人や優良求人が多く、専属のキャリアアドバイザーが担当してくれます。
ジョブレストラン
会員登録が完了すると、企業や飲食専門紹介会社からスカウトが届くサービスがウリの転職サイトです。
またキャリアアドバイザーによる履歴書・職務経歴書のアドバイスも受けられます。
まさに転職サイトと転職エージェントのイイとこどり!
大手総合転職エージェント/サイト
おすすめする総合転職エージェントや転職サイトは以下の3つです。
- リクナビNEXT
- リクルートエージェント
- マイナビAGENT
以降で1つずつご紹介します。
リクナビNEXT
実際に転職した人の約8割が利用しているといわれる大手転職サイトです。
「スカウト登録」するだけで企業からオファーが届くシステムが好評。
どの転職サイトに登録するか迷ったら「とりあえずリクナビに登録!」で間違いありません。
リクルートエージェント
先ほどのリクナビと似ていますが、こちらはエージェント型。
業界最大級10万件以上の非公開求人を持っています。
実績豊富なアドバイザーによる徹底サポートが魅力の1つです!
マイナビAGENT
首都圏・関西圏・東海圏の20〜30代の方に特におすすめの転職エージェントです。
各業界に精通したアドバイザーからのアドバイスや転職ノウハウが受けられます。
履歴書作成から面接まで、手厚いサポートが期待できます。
まとめ:コーヒーの資格は履歴書に書ける!仕事探しには転職エージェントを活用しよう!
コーヒー関連の資格は履歴書に記入でき、自己アピールの材料として十分に有効です。
資格の保有自体が専門的な知識や技術を持っていることの証明となるでしょう。
履歴書に記入するさいは以下3点を忘れずに記入しましょう。
- 資格の認定機関正式名称
- 資格の正式名称
- 階級や種別
また履歴書の書き方に不安がある方、カフェやレストランなどのコーヒー業界への転職に不安がある方は、以下の転職エージェントや転職サイトを利用することをおすすめします。
飲食系と総合型をあわせて2~3つほど登録しておくと効率よく仕事探しができます。
会員登録はすべて無料です。
気になる方はとりあえず登録だけでもしてみましょう。
【飲食系転職エージェント/サイト】
【大手総合転職エージェント/サイト 】